VAIO Z にUbuntu 13.04 日本語Remixをインストール(Windows7 とデュアルブート)
VAIO Z にWindows7がインストールされている。Ubuntu13.04日本語Remix版をインストールして、デュアルブートできるようにした。
使用機器
①PC本体
型番 VPCZ21AJ
メーカーサイト http://www.sony.jp/vaio/pre_include/html/Z21AJ/spec_vom1_biz.html
②外付け起動ドライブ
品名 Zシリーズ専用の「Power Media Dock」
型番 VGP-PRZ20C
メーカーサイト http://www.sony.jp/vaio/products/VGP-PRZ20C/
はじめに、起動USBメモリを使ったインストール失敗記録
BIOSのブート順の最上位にUSBメモリを持ってきて、UbuntuのISOから作った起動USBメモリを起動させたところ、「SYSLINUX 4.XX EDD~~~~」というメッセージが表示されて止まってしまった。USBメモリ内のブートローダが起動ディスクの場所を特定できないとか言うエラーらしい。
USBメモリを使ったインストールはあきらめた。
参考サイト
http://sseze.hatenablog.com/entry/20120526/1338004414
以下、デュアルブートのインストールに成功した手順
VAIO Zのオプション品である、ブート機能付きのDVDドライブを持っていたので、DVDの起動ディスクでインストールすることにした。Win7のブートローダを活かす方法なので、ソニーが用意したリカバリーユーティリティはそのまま使えるはず。完璧だ。参考サイトさんに感謝。
参考サイト
1.win7の「ディスクの管理」
既存パーティションを選択して「パーティションの縮小」を実施。
空き領域を一つ作る。その中に論理領域を下記の3つ作る。ただしフォーマットなし、ドライブレターなしにしておく。
サイズ
512MB ブートローダをインストールする場所
60GB OSをインストールする場所
2GB スワップ領域をインストールする場所
※サイズはそれぞれの環境や目的に合わせること。ブートローダ用のパーティションは、あんまり小さいと拒否されたので512MBにしておいた。
※[コンピュータ](右クリック)-[ディスクの管理]
※クリーンアップ、デフラグなどでWin7をきれいにしてから実施すると良い。
2.UbuntuインストーラCDをブートしてインストール
「既に存在するシステムと併用する」とか言う選択肢を選ぶ。
(空き領域が無いとこの選択肢が表示されないので注意。)
インストール先を指定するところでは、下記のようにする。
これでブートローダ、OS、スワップ領域がそれぞれ指定した場所にインストールされる。
サイズ マウント
512MB ext4 /boot ←ブートローダをインストールする場所
60GB ext4 /root ←OSをインストールする場所
2GB swap /swap ←スワップ領域をインストールする場所
※Vaio ZではSSDを使っているからなのか、インストール先を選択する一覧がとってもややこしかった。同じデバイス名が2つも出てる。LiveOSを起動して、GPartedを起動してみると、デバイス名がWin7で作ったパーティションとどう対応しているかがなんとなく分かって判断できた。
※まだWin7のブートローダには手を加えていない状態なので、インストール後に起動してもWin7しか起動できない。選択肢が出てこない。
3.Win7のブートローダにUbuntuを登録する。
②そのファイルをWin7のCドライブのルートにコピーする。
※詳細は下記の参考サイト
4.動作確認
完了!!
起動したら、Win7標準のブートローダでUbuntuの選択肢が表示された!!
選択した!!
起動した!!
おおっ、速いぞ!! キビキビだ!!
参考サイト